Moveプロジェクトを作成
このレッスンでは、Sui CLIを使って新しいMoveプロジェクトを作成し、生成されるファイル構成を確認します。難しくありません。コマンドを1つ実行するだけです。
なぜMoveプロジェクトを作成する?
Sui上でスマートコントラクトを開発するには、Moveパッケージが必要です。Moveパッケージは、スマートコントラクトのコードや設定を管理するためのプロジェクト構造です。
sui move new コマンドを使うと:
- 必要なファイルやフォルダが自動生成される
Move.toml(パッケージ設定ファイル)が作成されるsources/ディレクトリ(コードを書く場所)が用意される- すぐにスマートコントラクトの開発を始められる
前提条件
このレッスンを始める前に、以下が完了していることを確認してください:
- Sui CLIのインストール を完了している
- VSCodeに Sui Extension がインストールされている(推奨)
ヒント
Sui CLIがインストールされていれば準備完了です。ターミナルで sui --version を実行して、バージョンが表示されることを確認してください。
Moveプロジェクトを作成しよう
ステップ1: 作業ディレクトリに移動
まず、プロジェクトを作成したいディレクトリに移動します。ここでは例として、ホームディレクトリの下に sui-projects フォルダを作成して使います。
mkdir -p ~/sui-projects
cd ~/sui-projects
ステップ2: sui move new コマンドを実行
以下のコマンドを実行して、新しいMoveプロジェクトを作成します。my_first_package の部分は好きな名前に変更できます。
sui move new my_first_package
パッケージ名のルール
- スネークケース(小文字とアンダースコア)が推奨(例:
my_first_package) MyPackageのようなキャメルケースも使用可能- 数字で始めることはできない(例:
1abcは不可) - ハイフンは使えない(例:
my-packageは不可)
ステップ3: 生成されたフォルダを確認
コマンドが成功すると、my_first_package というフォルダが作成されます。中身を確認してみましょう。
ls -la my_first_package
以下のような構造が生成されています:
sui-projects/
└── my_first_package/
├── .gitignore # Git管理対象外の設定
├── Move.toml # パッケージ設定ファイル
├── sources/ # Moveソースコードを置くディレクトリ
└── tests/ # テストコードを置くディレクトリ
VSCode + Sui Extensionで開こう
VSCodeでプロジェクトフォルダを開くと、Sui Extensionが自動的にMoveプロジェクトを認識し、コード補完やエラーチェックが有効になります。
code my_first_package
Sui Extensionがインストールされていれば、左側のサイドバーにSuiのアイコンが表示され、プロジェクトの情報を確認できます。
ヒント
VSCodeの「フォルダを開く」機能で my_first_package フォルダを選択しても同じです。
成功の確認
以下ができれば、このレッスンは完了です:
-
sui move newコマンドでプロジェクトを作成できた -
Move.toml、sources/、tests/が生成されていることを確認できた
このレッスンでやったこと
-
sui move newコマンドでMoveプロジェクトを作成した - 生成されたフォルダ構成(Move.toml, sources/, tests/)を確認した
- VSCode + Sui Extensionでプロジェクトを開いた